萌えカードオープン、貴様の資本は20%ダウンだ!

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オタクがクローズアップされるにつれ、オタクを商売に出来るのではないかと考える人もいらっしゃるのではないでしょうか?ワタクシとしては「萌え」に興味の無い人はビジネスとして参入しない方がよろしいでしょうと助言したい。
というのも、このオタクというのは個人の購買意欲は強いものの人口比率と考えればやはり少ないという事があげられます。始末の悪いことにオタクと呼ばれる人達のストライクゾーンは年々多様化し、狭くなってきています。
そして、今ブームであるオタクの原動力となっているのが第二次ベビーブーム世代だという事です。年齢的に考えると所帯を持ちはじめ、子供を育てる事に忙殺され、使えるお金が制限されていく年齢と言えます。
これらの事や少子化問題とを合わせれば、現在華やかな萌え産業ではありますが少しずつ衰退するのは目に見えていると断言してよろしいでしょう。ビジネスと考えると今からの参入は旨みにかけます。趣味の延長上の人たちが細々と多様化するニーズに合わせながらピンポイントで参入するべき業界と言えます。
もしもビジネスとして参入したいなら我々の世代が子育てから解放される20年後あたりを見据える気の長さが必要でしょうね。


では、現在にはどこに新たなビジネスチャンを求めるかといえば、これから暇になってお金をたっぷりもっている、今50台の方々をターゲットにするとよろしいかと。今から、彼等の心を掴む何か、新しい萌え(趣味)を見つけだし提供できれば大きなビジネスチャンスになるに間違いありません。
萌えとは少し違うのですが、例えば三国志大戦というアーケード(ゲーセンにある)のカードゲームなんかを見ると、初老のスーツを着た紳士の方々も若い人に混じって遊んだりしています。これはちょっとシュールな光景なのですが、三国志の人気世代というのは全世代に渡るのだなと感心し、この年代の方々もアプローチ次第では充分にゲームや娯楽を遊んでくれるのだと発見しました。


先年の大河ドラマ新選組!はカルトではあるが爆発的に若者人気は高まりましたが高齢者の方々からはそっぽを向かれ視聴率がふるいませんでした。今年の大河、義経のデキも昨年とさほど変わらないものですが、若者人気は沈静化したものの視聴率が安定しています。これらの事からもメインターゲットをどこにもっていくべきかの指標にはなるのではないかと思います。


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追記:もしも手堅く儲けたかったら、老人福祉でしょうか。もう一工夫して老人と孫が共同で退屈せずに遊べる「何か」を見つければ随分な強みになるでしょうね。