源平時代の鎧はカッコイイじゃなくて、綺麗。

tairai2010-10-30

日本の鎧は西洋の鎧に比べてモッサとしているイメージがあるかもしれませんが、源平の時代の鎧は見栄を貼るためなのか、かなり美しいです。
戦国時代の鎧もカッコイイものも多いのですが、美しいとなると源平合戦の鎧武者。剣や刀もこう品というか雅さがあるんですよね。
是非一度見て欲しいものです。


秘本義経記―ますらお

秘本義経記 ますらお 4 (小学館文庫)
日本の鎧を見直すきっかけになったのは、オタクらしく10年以上の漫画。作者は北崎 拓。「たとえばこんなラヴソング」、「なぎさミー公認」とか「クピドの悪戯」とかで有名。なんか、毎回チューする漫画描いている人。
それが殺伐として、それなのに人間讃歌な漫画なんですよ。ギラギラとした遮那王が少しづつ周りを信じていく王道の物語。
絵がこう、抽象化されたリアリティとでもいえばいいのか、美しいのに人間臭い。そこに居てもおかしくないと思わせてしまう。本物を見た時に感じる鬼気迫るものを感じます。
他の源平ものでは感じなかった美しさ、一読してみてほしい漫画です。


拍手ありがとうございます!

お義理拍手も無かった!絶望した!