大河新選組!は1話から見るな!12話から見ろ!

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今さらながら先年の大河新選組!のレビューである。というかhyoroくんがDVDレンタルして見るまでがんばる所存である。もう誕生日乙なレスはまっぴらなんだ。
続編も決まり、新しく通してみてみようと思っている人に提言したい事は「1話から見るな!12話から見とけ」であります。最後まで見終わった後に多摩の話を見ると懐かしさとほのぼの感がなんとも言えないのですが、初見であると、冗長な感じで大河(戦記もの)としてみるには、正直退屈です。
視聴率が尻すぼみなのは、この多摩編を乗り切れ無かった人が多かったからだと思います。もったいない事です。12話から話が動き出しますので、その陰謀劇やらとワクワクできますので、少しづつ新選組!の一員になってください。
2話〜11話は後日に見ることで外伝を見るような気分になれます。後で見るとどうでもいい描写や伏線が泣けて来るんですね。


第1巻 「黒船が来た」「多摩の誇りとは」「母は家出する」「天地ひっくり返る」

よくある意見に香取近藤なんてジャニタレ使う大河は見る価値も無いなんてのがありますが、史実の近藤を見てみよう。いつもニコニコしていて角張った顔、筋肉質で拳が口に入る。この条件を満たした俳優なんてのは多くは無く、良いキャスティングだと私は思います。滑舌の悪さは気になりませんが、時代劇時代劇していない現代風のイントネーションが気になる人には気になるかもしれませんね。これはどんどん香取慎吾が慣れてくるのか武士らしいしゃべりになっていきます。それが多摩の近藤から新選組局長になっていくようで、リアリティが感じられるようになります。いや、本当だって。
近藤達が竜馬や勝海舟、桂と知り合いになるのは史実としておかしいという批判もありますが、同時代に同じ江戸に存在し、似た職種で生計をたてているのですから、見知っている可能性はあります。物語りを作る中で、史実として曖昧、不明な部分はどのように料理するかは作家の自由なのですから。竜馬を近藤とは違う尺度の常識を演出させ、ナレーションを減らしつつ、近藤達に体験させることで時代説明をしてるんですから逆に見事な演出だと思いますね。
この巻で注目は時代の流れと、山南さんのインテリ系嫌味な笑顔とか土方の近藤に対するツンデレ(専門用語)具合、鴨登場の貫禄。

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日本チームがロボカップ世界大会、人型で初連覇したそうです。おめでとうございます<サイエンス> 仏映画「皇帝ペンギン」が恵比寿ガーデンシネマ前売り券で歴代3位だそうです。ペンギンすげぇぇぇ<エンターテイメント>
終わり。


追記:イラレで描いた方が上手く掛けるな。難しいぞケロロ軍曹